一般におねしょ(夜尿)は、小学1年生でも15％に認められ、その数は年々10～15％ずつ減少し15歳には1～2％になります。よく昼間にも尿のおもらしがある、トイレに頻回に行く、突然トイレに駆け込む、便のおもらしを伴っている場合は、病院への受診をお勧めします。おねしょは、「夜はトイレに行かないですむように尿を濃くするホルモン(抗利尿ホルモン)」が十分出ていない場合、尿をためる膀胱の大きさが小さい場合、膀胱機能の発達に遅れがある場合、眠りが深くて膀胱からの満タン合図に気付かない場合や、遺伝的な要因が原因などが考えられます。児は、おねしょを気にしている様子も日中のおもらしも無いようですので、まだ様子を観ても良いと思います。
(平成27年12月17日)
