子育てQ&A

ホーム > 子育てQ&A >アトピー性皮膚炎 >

乳児期のアトピー性皮膚炎ってどういうものですか?

乳児期は、体中に色々な湿疹が出やすい時期です。乳児期初期に普通に見られる乳児湿疹、口の周りにヨダレやミルクがついてできる赤いブツブツ、頭にできる黄色いカサブタのようなもの(脂漏性湿疹)までアトピー性皮膚炎に含めてしまうと、乳児のほとんどがアトピー性皮膚炎になってしまいます。これらの症状の多くは成長する過程の1つとして消えていきます。この時期は湿疹が出たからと言ってすぐにアトピー性皮膚炎と診断するのではなく、それらの症状が2ヶ月以上続いている場合に、症状や経過も含めて、総合的に判断されるべきものなのです。
(平成27年3月17日)