健康Onepoint

ホーム > 健康Onepoint >

迅速検査キッㇳについて

インフルエンザ感染症やRSウイルス感染症が流行ってくると、「迅速検査希望」の方が増えてきます。迅速検査は、あくまで診断の補助的な役割でしかなく、「黒白ハッキリさせる為」でも「気になるから」「保育所で言われたから」という理由で行うモノではありません。

 

 

感染初期では、ウイルス量や細菌量が少なく検知域以下で「偽陰性(ニセモノの陰性)」の確立が高くなりますので、医師の判断で診断に有用と思われた時にのみ行います。

検査をしなくても症状・診察所見から、「確定診断」ができる場合もあります。検査には少しですが苦痛も伴いますので、それ以上の有用性がある場合にのみ行います。

  1. 迅速キット検査には「保険適用外」のモノも多く、保険診療で認められない為に病院の負担(サービス)で行っている事もあります(病院によっては、迅速キット検査を行っていない場合もあります)。

 

当院では、インフルエンザ・RSウイルス・アデノウイルス・溶連菌・ヒトメタニューモウイルスの各「迅速検査キット」を採用しています。マイコプラズマは、偽陰性の確率も高く採用していません。迅速キット検査にかかわらず、すべての検査は医師が必要と判断した場合にのみさせていただきます。