ツベルクリン反応、BCG接種は3ヶ月以上1歳までに行うように、小学校、中学校での接種はしなくなりました。結核が少なくなったことと、BCGの再接種、再々接種の効果が認められないことが分かったからです。BCGワクチンの働きは細胞免疫といって、その他のワクチン(これらは液性免疫です)と違って効果が少し鈍いのです。でも、髄膜炎や粟粒結核などの重症結核になるのを防ぐ力があるといわれています。保健センターでは隔月に行われていますので相談して一回は受けておいてください。BCG接種は施行手技の巧拙によって結果が違ってきます。針の跡が10個前後ないと効果が期待できないことがありますので気をつけて見ておいてください。(平成15年4月8日 敦郎)