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新型コロナウイルスのワクチンの副反応とその発生頻度は?インフルエンザのワクチンと比べると?

アメリカでの1回目の接種データでは、接種部位の痛み:67%、疲労感:28%、頭痛:25%、筋肉痛:17%、発熱・関節痛・悪寒吐き気・局所の腫れがそれぞれ7%に見られたと報告されました。インフルエンザのワクチンで報告されている副反応の症状と共通しています。こうした症状は接種のあと1日~2日以内に起こることが多く、数日で消えることがほとんどです。厚生労働省はインフルエンザのワクチンの接種後に起こる副反応として、接種した部分の発赤・腫れ・痛みなどが10%~20%、発熱・悪寒・疲労感が5%~10%と報告しています。副反応の症状は似ていますが、頻度的にはインフルエンザのワクチンの数倍多い様です。

また、最近話題の「アナフィラキシー」の発生頻度となると、アメリカでの1回目の接種データでは100万回の接種で5回です。インフルエンザのワクチン接種での頻度は、おおむね100万人に1人程度だとされていますので、他の副反応同様、新型コロナウイルスのワクチンの方が数倍多いと考えられそうです。

 

2021.6.6追記

厚生労働省は、副反応の発生頻度をHPのQ&Aに以下の様に載せています。

50%以上:接種部の痛み、疲労、頭痛

10~50%:筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部の腫れ

1~10%:吐き気、嘔吐