新型コロナウイルス感染症の感染防御態勢が求められ始めて1年が経ちました。旅行業界や飲食業界ほどではありませんが、小児科診療所の経営継続も一時は危機的な状態になりました。県外の大学に通う長男は、今年の年明けから入院生活が続いていた母親との面会を「感染対策」を理由に断られました。
新型コロナ感染症は、私の仕事にも家庭にも大きな影響をもたらしました。
3月9日~11日までの3日間の臨時休診では、御迷惑をおかけしました。
さらに私事ですが、2年前の5月30日に私の母が急逝。
その4日後に私の妻への「末期ガン(子宮筋肉腫の肺転移)」の宣告がありました。
その後2年足らずですが「死」と向き合って頑張っていた妻が、
先日、3月8日の昼頃から急変、夜に亡くなりました。
急逝の為、入院生活用にネット注文していたパジャマ2枚とショーツ6枚は、
8日以降に届いてしまいました。
今年の干支は、「辛丑(しんちゅう)」です。
『「辛(つら)」い痛みを伴った新しい気付きや芽生えが生じ、
「丑(うし)」の様にゆっくりではあるが、着実に歩みと成長が続けられるという「新しい門出」の年』だそうです。
新型コロナも家庭も、前を向いて着実に一歩ずつ!
痛みの先を見つめて!
明るい未来を信じて!