子育てが楽しくなる方法

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④子供との「話し合い」の方法について

子供と話し合う時には、「聴く」と「伝える」を使って子供の案を否定せず、

お互いの案を出し合い、一緒に相談して実行につなげます。

 

『聴く』:相手の言葉を繰り返す、まとめて返す、感情をくむ

『伝える』:手のどんな行動が、どんな影響を与えて、どんな感情を持つ?

 

<話し合いの方法>

  • * 何が問題かハッキリさせる。
  • * 評価・批判はせず、思いつくままに案を出す。
  • * 親にも子にも公平に、出てきた案を検討する。
  • * 親も子も納得できる案を選ぶ。
  • * 決めた事を実行する。← 指示・命令はNG
  • * 実行後、解決策の問題点があれば再度話し合う。
  • * 問題が解決されたかどうかを確かめる。

 

~~~ポイント~~~

話し合いの途中で評価や批判は厳禁です。

ソコが最も大切で、してしまうと感情的になり

解決は困難になってしまいます。

 

:保育園に子供(3歳)を車で送る時、

ゲームをやめない子供との話し合い。

子:このゲーム、持ってくぅ~~~っ!

母:ゲームを外に持ち出すと、失くしてしまわないか心配だわ。

おばあちゃんがくれたゲームだから大事にしたいなぁ。 ← 伝える

子:やりたいから持ってくぅ~~~っ!

母:やりたいから放したくないのね。 ← 聴く

でも、保育園でゲームが無くなったら母ちゃん悲しいな。 ← 伝える

子:お家に置いていくの嫌だぁ~っ! ← 問題が明確になった

母:どうしたらいいか考えようよ。 ← 一緒に考える

1:ゲームは家に置いておく

2:車の中まで持って行くけど、外には持ち出さない。

って案はどう?    ← 親も子も納得できるまで案を出してみる

 

1:母〇 子×

2:母〇 子〇

→ 二人ともOKなものは『2』 → 2に決定!?

母:『2』でしてみようね。

子:ゲームがなくなるならない様に車に置いておくね。

 

子供は、自分が尊重されて話し合いに参加できて、納得することが出来れば、

自分の為に自分で考え行動するという「自立の過程」を体感することが出来ます。

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③と、⑤、⑤-1、⑤-2、⑤-3 の「実践」を参照