子育てQ&A

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ワクチンを接種したのにインフルエンザに罹りました。意味が無かったのですか?

予防接種は「完璧な予防」ではありません。1970年代から1987年に廃止になるまでの間、小中学校児童生徒には集団接種が行われていました。廃止されたのは、接種率が高くても学級閉鎖や学年閉鎖があり、コストに見合うだけの予防実績が上がらなかったからです。インフルエンザの予防接種は、「絶対にかからない」という安心と保障を得るためのものではなく、「感染の危険性を減らし重症化を防ぐ」ためのものなのです。(平成17年1月1日)