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急な子供の発熱

[家庭ではどんな点に注意したら良いの?]

発熱以外の、以下の点に特に注意して観察してください。

・元気や機嫌はどうか。グッタリしているか、機嫌よく遊んでいるか。
・水分はきちんととれているか。嘔吐を繰り返してないか。
・ずっとウトウトしている、反応が無いなど、意識状態がおかしくはないか。
・ノドや耳や頭やおなかなど、どこかに痛みを訴えたり腫れたりはしていないか。
・息が苦しそう、頻回の水様便、血液の混じった下痢便、皮膚の発疹などは無いか。
・意識がなくなり全身がピクピクしたり固まったりするけいれんが無いか。

高い熱があっても、比較的元気で機嫌も良ければ、あまり心配がない事が多いので、夜中などであれば翌日朝まで様子を観てください。水分が十分に摂れれば、汗をかいて熱は下がりやすくなります。熱がある時は、水分の摂取が重要です。水分も摂れない状態が続くのであれば、病院への受診を考えてください。痛みや腫れがあったり、血便や呼吸がおかしかったら、それぞれの部位の病気が疑われますし、発疹は様々な病気の症状として現れます。嘔吐を繰り返したり、意識状態がおかしい場合は、髄膜炎や脳炎・脳症の可能性もありますので、病院への受診をお勧めします。

(平成26年9月14日)