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子供の歯みがき

歯みがきは、お風呂に入って体や頭を洗うことと同じ様に生活習慣の一つです。体と頭は、お風呂に一緒に入って遊びながら洗ってあげるうちに自分で洗えるようになります。歯みがきも同じように習慣になるまで、親子の楽しいやり取りがあれば良いと思います。子供は1歳頃になると、道具に興味を持ったり親の真似をし始めます。この時期までは、「歯みがき嫌い」にならない様に、口に食べ物以外のモノが入る感覚に慣れる事を目標に、スキンシップの一つとして親がガーゼでみがいてあげて下さい。興味を持ち真似をする時期が来たら、親が歯ブラシを使うところを見せてあげたり、歯ブラシを口に入れる様な遊びを始めて下さい。歯ブラシを口に入れたまま転倒して、口の中に歯ブラシが刺さる様な事故には注意して下さい。親に声をかけられるだけでそれなりに一人で歯みがきが出来るのは、4歳でも約70%だと言われています。あせらずじっくりと「一生の財産」にもなる良い生活習慣を身につけさせてあげましょう。

歯ブラシ:子供の歯ブラシは、口の中での操作がしやすいように小型である方が良いようです。幼児期には親が操作しやすい歯ブラシを選ぶのが良いようです。幼児期の歯ブラシは植毛部が乳臼歯1.5本分(約15~17mm)で毛足は短め、学童期では乳臼歯2本分(約18~20mm)で毛足は8~10mm程度が使いやすいようです。

(平成22年6月16日)