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子供の言葉と親の言葉

私の息子の口癖の一つに「意味わからぁ~ん」があります。いつの間にか私の口癖がうつってしまった様で、無意識に使われる言葉の影響力、重大さを痛感しました。子供から自分の口癖を気付かされる事はありませんか?。キレる子供達の問題行動や深刻ないじめも、その初期段階で、「ウザイ」「キモイ」「ウッサイ(うるさい)」といった偏見や排除の言葉から始まる事が多く、言葉の乱れは心のSOSだと言われています。子供達のメールやブログで交わされる言葉の乱れの激しさは、子供達の悲鳴のように見えて悲しくなってしまいます。子供の言葉に「温かい口癖」がうつってしまうように気をつけなければならないと思います。自戒の思いも込めて書いていますが、親が日頃子供の前で使っている言葉や口癖は、私達親自身の心のゆとりの無さがそのまま露出している事が多いようで考えさせられます。言葉は周囲の雰囲気を変え、心の環境を変える力を持っています。子供達を責める前に、子供の言葉を通じて私達親の言葉を見直す事が子供達の心の救済につながるハズです。まずは私自身からプラス思考にならなければいけないと思います。子供の言葉の環境を変える為にも、まずは自分自身に「温かい言葉」をかける事から始めてみませんか?。

(平成22年3月19日)