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ベビーパウダーの使い方

近頃、ベビーパウダーが子供のスキンケアに使われているのを見る機会があまりなくなりました。ベビーパウダーを大量に吸い込んでしまったという事故が起きたり、使い過ぎたために接触性皮膚炎を起こしてしまったり、パウダーの中に殺菌剤が入っていることの副作用が心配されたりしたことが原因でしょうか?。私は、ベビーパウダーは使い方によって十分メリットのあるスキンケア用品と考えています。ベビー・・・の名前の通り主に赤ちゃんに使うことが多いのですが、汗を蒸発させやすくしてサッパリと汗疹を予防する効果や、首筋・わきの下・脚の付け根などの部位には、摩擦を減らしてこすれによるかぶれを予防する効果もあります。大人でも、ポッチャリさんの「股ずれ」に重宝することもあります。ただ、その量が多すぎるとしわの奥に汚れや汗で「パウダーのお団子」を作ってしまっては不潔になるだけです。適量は、パウダーを手にとってこすり合わせ、その手のひらでなでつける程度が良いと思います。クリームや軟膏と一緒に使うと「お団子」を作りやすいのでお勧めできません。汗をかく機会が多くなるこれからの季節、ベビーパウダーと上手に付き合ってみてはいかがでしょうか?。

(平成19年3月18日)