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「老眼」の始まり

昔から視力には自信がありました。最近までずっと左右とも1.2~1.5をキープしていました。数年前から、右目の視力が0.6程度まで落ちて、学会でスライドを見る時と薄暗い時間帯の車の運転時には眼鏡が必要になりました。右目の軽度の近視です。去年の年末頃から、新聞の文字では問題ないのですが、さらに小さい文字になると、近くのモノでも見えにくい時が出てきました。先日仲良くさせてもらっている眼科の先生に、軽度の「老眼」を診断されました。また新たな所に、小さな「加齢」を確認しました。

ソチオリンピック、41歳の葛西選手の活躍には感動しました。3月17日の未明に行われたパラリンピック閉会式のテーマは「不可能を可能に」でした。ハンディキャップをものともしない雄姿を魅せられていると、「葛西選手よりは、だいぶん年なんだぞ」などという言い訳も虚しくなって、「老眼」の始まりを「おじいちゃん」の始まりと勘違いしてしまいそうになっていた自分が、少し恥ずかしくなりました。これを機会に、私は何にチャレンジしてやろうかっ!?(笑)。

(平成26年3月19日)