今日も仕事から帰ると、夕食を目の前に「もう食べなくていいよ。」の言葉をひたすら待ち続ける我が息子(次男)のこびるような目に出会いました。母親から「もう2時間近くになるのよ。」と報告を受けると、腹立たしくて、意地でも言うものか!という気持ちが湧いてきます。
一般に、育児において成長に欠かせず生活の一部である「食事」の悩み、特に「思うように」食べてくれないという悩みをよく耳にします。小食はある程度時期的なもので、1~2歳頃には、子供の必要とする食べ物の量はそれ以前と比べてむしろ減ること、目の前に食べ物があって飢え死にすることはないのですからあまり気にしないこと、「おなかいっぱい」の判断は子ども自身に任せること・・・。
分かってはいるものの、私と母親は「努力しない態度」が許せなくて今日も戦ってしまいました。
息子には言いませんが、私も小食で「食欲増進目的」で父親に無理やり漢方薬を飲まされていた時期がありました。「臭い物飲まされて余計に食欲なくなるっちゅうねん!。」と思っていました。
「食べないこと」ではなく「姿勢と態度」を言っているのだと、分かる様な分からない様な理由で繰り返される戦い。
自分のことは棚に上げて。
棚の上はいっぱいです。
(平成18年12月17日)