子育てQ&A

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「重症熱性血小板減少症候群」とはどんな病気ですか?

2011年に初めて特定された、新しいウイルスに感染する事によって引き起こされる病気です。主な症状は発熱と嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状で、重症化し、死亡する事もあります。致死率は6%程度と言われています。多くはウイルスを保有しているマダニに咬まれて感染しますので、この病気にかからない為には、マダニに咬まれないようにする事です。マダニは、食品等に発生するコナダニや、衣類や寝具に発生するヒョウヒダニ、植物の害虫であるハダニとは異なり、硬い外皮に覆われた比較的大型(3~8㎜)で、森林や草地などの屋外に生息します。マダニが多く生息する場所に入る場合は、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくする事が大切です。
(平成25年9月16日)