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薬は決められた量と決められた時間、回数を守って飲みましょう!

お子さまが飲む風邪薬など「1日3回毎食後」となっていることが多いですね。「お昼の薬」は学校や保育所・幼稚園に行っているために飲ませられない、といった相談もよく受けます。薬の効果は、血液中の薬の濃さ(血中濃度)と関係しています。ある一定の血中濃度以上になると効き目が現れますが、一定濃度を下回ってしまうと十分な効果が得られません。薬を飲んだ直後は体内に多量に存在している薬の成分も、時間が経つにつれて減ってくるので、再び追加して効果がうまく持続するように、薬ごとに飲む回数や量が決められています。例えば昼分の薬を1回とばすなど、回数や量が不十分だと効果が得られにくくなり、1日3回のお薬を2回に分けてのむなど量を増やしすぎると副作用のリスクが高まります。頑張って飲んだ薬の効果がしっかりでるように、朝起きてから寝るまでの間で、できる範囲で同じような間隔をあけて指示された回数を飲ませてあげることが大切です。1日3回のお薬だと最低4時間以上、1日2回のお薬だと8時間以上あけてください。(平成29年9月20日)