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インフルエンザワクチンの接種量が変わったそうですが、なぜですか?。副作用などは大丈夫なのですか?

インフルエンザワクチンの小児に対する用法・用量については、以前から日本の方法では「少なすぎだ」とWHOの指摘を受けて続けていました。日本独自にも治験・検討を重ねて結果をまとめ、「WHOの推奨法」への変更を厚生労働省へ求めてきましたが、何故かなかなかおりなかった承認が、本年度8月8日付けでやっとおりました。日本独自の用法・用量から、世界中の多くで実施されている方法に変更される事になったのです。今まで「1歳未満:0.1ml、1歳~6歳未満:0.2ml、6歳~13歳未満:0.3ml、13歳以上:0.5ml」だった接種量が、今年度から、「3歳未満は0.25ml、3歳以上は成人も0.5ml」となりました。本来WHOが推奨する量ですし、接種量の変更による副作用は、以前に比べて大きな差はないようです。(平成23年9月17日)