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ワクチン接種での問題にされている「機能性身体症状」って何ですか?・・・再掲載

新型コロナワクチンと同じ「筋肉注射」のHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの副反応の1つではないかという報告があり、以前から問題になっている症状群です。

厚生労働省は、「機能性身体症状」について「痛み等の何らかの身体症状があり、病院を受診し、画像検査や血液検査の結果を受けた結果、身体症状に合致する検査上の異常や身体所見が見つからず、原因が特定できない」状態と説明しています。

身体症状は、

①痛み、しびれなど知覚に関するもの、

②力が入らない、安定して歩けないなど運動に関するもの、

③動悸、下痢など自律神経に関するもの─などと様々ですが、

さらに、痛みが特定の部位から広がることや、

運動障害が診察所見と実際の運動症状にズレがあったり、

症状が時間とともに色々と変化する場合がある様です。

現在の医療では、症状も多彩で原因も不明である為に、「身体症状症」「繊維筋痛症」など様々な病名で呼ばれていますし、症状も多彩ですので境界を定める事も出来ず、発生頻度として明確にすることができません。残念ながら、ハッキリと解っている事は、「予防接種もキッカケの1つ」となっている可能性が高い「身体症状」という事だけです。