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「チャレンジ精神を忘れないで」

去年10月、「五体不満足」で有名な乙武洋匡さんの「チャレンジ精神を忘れないで」という講演会に参加した時、彼の言葉の中で「私は20歳の時、自分の体を理由にすることは止めようと決めました。」という言葉が私の心に残りました。スポーツライター・小学校教師・保育園開設者と、チャレンジし続けている彼が自分の人生に科したルールであり、彼の生き方そのものです。「何かに興味を持った時、手足が不自由だからできなくても仕方がないと自分で決めつけてあきらめる事だけはするものかっ!」という決意の言葉です。また、12月、テレビの「プロフェッショナル」で宇宙飛行士の若田光一さんのドキュメントを観ました。彼は、「人の価値は努力の量で決まる」と言っていました。「後悔しないように毎日最大限の努力を続ける事」を心に決めているそうです。私は何か自分にルールを科して努力をしたことがあるでしょうか?。今年は、将来の自分の為にも、自分を律して努力し始めたいと思います。3月の東日本大震災では、何気ないことが幸せなことだと痛感しました。何気ない幸せから一歩前に、何か踏み出そうと画策中の新年、明けましておめでとうございます。

(平成23年12月18日)