インフルエンザには、大きく分けてA型とB型があるのは御存じかと思います。その為長い間、インフルエンザワクチンにはA型とB型対応のモノがそれぞれ1種類ずつ合計2種類入っていました。数年前に「新型H1N1」インフルエンザA型が大流行してから、H1N1を含むA型2種類、B型1種類の3種類を混入する様になりました。近年のインフルエンザの流行は、H1N1を含むA型の2種類と、B型も「山形系統株」と「ビクトリア系統株」という名前のインフルエンザ2種類の合計4種類の混合流行が続くようになってきました。変化する流行に対応する為に、今シーズンから4種類入ったインフルエンザワクチンが導入される事となりました。
(平成27年6月16日)