検査したら稼げるんでしょ?検査してください!

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医学部を卒業したら「何科」を選択することもできます。私見ですので反論は一切当然受け付けませんが、小児科を選択する学生は、「少し変わった人」が多いと思います。自分の意見をハッキリ持ち、意見を曲げる柔軟性に少し欠ける部分がある方が多いような気がします。私も当然、その通りです。一方で、「経済的な理由や苦楽(精神的に肉体的にしんどいかどうかの基準)で自分の道を考える」ような人はほとんど居ない様に思います。もともと医者を志す時点で、奉仕的思考を持った人しか務まりませんが・・・。

「○○だと思います。検査してください!」「検査したら儲かるんでしょ?」と、かつて、言われたことがあります。

もともと前述の様な性格の小児科医、自分の意見や判断に反する検査をする事はありません。私は、「人の意見に否定的な事しか言わない」とネットにも書かれています(笑)。「自分の意見を押し付ける」とも(笑)。一方で、必要だと思ったら、とことん突き詰めないと気がすみません。「儲かる、儲からない」なんて基準は、頭に一切存在しません。経営的立場の方の指摘や指示が無い場合、基本小児科医には、子供達を苦しめる事が重いか、子供の為に診断と治療の必要性の方が重いか?という「天秤思考」しか無いと思います。

子供に対して一番「冷徹で厳しい」のが小児科医、子供に対して一番「優しい」のが小児科医だと思います。

ちなみに申し上げますが、子供達がまず接する開業小児科医の多くは、保険診療上、6歳未満では、「検査や処置をすればするほど、診療所の持ち出しが増え、手間に反して収入はどんどん減っていく事」「検査や処置を一切しない事が得(一般的な小児科開業医は意識しません)」というシステムを知っている親御さんは、冒頭のような事を言わないでしょうね(笑)。